あいすみません

早期退職?セミリタイヤ?・・・いやいやダウンシフトです!「筋トレ」「読書」「映画&音楽&スポーツ鑑賞」で心身を整えています。

2021年第1Qの 読書録

2021年の1月から3月の間に読んだ本の記録です。(2020年は書くの忘れてました、今更ながらに記録に残しておくか検討中です)

1月

雪に撃つ / 角川春樹事務所刊 / 佐々木譲
北海道警察シリーズの2020年12月に出た最新刊。今のところ第1作を超える作品には出会えていません。でも読み続けていることで、作品の登場人物が近く感じますね。
 
清明 隠蔽捜査8/ 新潮社刊 / 今野敏
=隠蔽捜査シリーズの2020年1月に出た現状の最新作。1作目が2005年でしたかね?ずいぶん経ちました。こちらも主人公のキャリア警察官僚の竜崎の人生と共に歩んでいる感じがしています。最初の頃よりも合理主義に柔軟性も加わり、人間性が成長しています。未読の方は文庫化されている1作目から順番に読むと尚良いと思います。実は2020年の2月頃に読んでいたのですが、コロナ化で1から8まで再読しました。良作です。
 
堕落刑事 / 新潮文庫刊 / ジョセフ・ノックス著
数年前から本棚にあった積読本を既読にして解消しました。タイトル通りの刑事ノワールです。2作目があるようなので購入するか検討中。
 
高い砦 / ハヤカワ文庫NV / デズモンド・バグリィ著
=冒険小説ファンからすると、最初に読んでおかなければいけない本のようです。ハヤカワから出版されている冒険小説のガイドでは必ず上位に掲載されている1965年に書かれた古典。今読んでよかったと思いますね。50代後半だから古臭い設定でも逆に良さを感じる。60年代から70年代頭の映画を観ているみたいな。2年位前に2008年版を購入して積読してました。
 
生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者 / ハヤカワ文庫NV 
/ アンドリュー・メイン著 
=何かで紹介記事を読み、これは好みかな?とビビッときて購入、すぐ読みました。「羊たちの沈黙」や「セブン」が好物のサイコ・スリラーファンにはたまらない作品。
 
生物学探偵セオ・クレイ 街の狩人 / ハヤカワ文庫NV 
  / アンドリュー・メイン著
=1作目を読後に、すぐに続編も購入。両作ともに、このジャンルのファンは読んだほうが良いと思います。
 
刑事失格 /ハヤカワ文庫HM刊 / ジョン・マクマホン著
=これも本屋で見かけて購入後、すぐに読みました。妻子を亡くして酒浸りの刑事が主人公。これだけでグッときます。

2月

書きたい人のためのミステリ入門 / 新潮社刊 / 新井久幸著
=本屋で見かけてkindleで購入。期待値より内容は・・・・という感じでした。
 
キングの死 / ハヤカワ文庫HM / ジョン・ハート
=10年くらい本棚の次読むぞコーナーに、置いてあったエース級積読本をついに読みました。間違いなし!面白かった。この作家大好きなのですが、なぜかこの本だけ常に後回しにされちゃっていたんですね。私の脳と心がなぜ?こんな事をしたのだろうか。
 
花殺し月の殺人 / 早川書房刊 / デイヴィッド・グラン著
=数年前にスコセッシとディカプリオで映画化という記事を観て購入。まったく映画化されないまま積読状態でした。勢い付けて解消しました。FBI創立時の連続殺人事件の捜査ドキュメント本。ミステリー小説のような読み応え。この作家の『ロスト・シティZ』という、第1次大戦の頃のジャングル探検を描く旧作ドキュメントが、映画化されていてamazonプライムで視聴できます。こちらの映画のプロデューサーはブラピです。
 
定年前、しなくていい5つのこと/ 光文社新書 / 大江英樹著
=魔が差しました。時々起こる定年本、老後生き方本への興味という症状。

3月

パードレはそこにいる(上下)/ハヤカワ文庫HM/サンドローネ・ダツィエーリ著
=出版後すぐに購入し、積読状態だったイタリアのミステリー3部作の読書に、ついに着手しました。『リンカーン・ライム』シリーズが好きな人にお薦めかな。サイコ・サスペンス味のミステリーに、エンタテインメント感を盛り盛りにした設定で面白いです。
 
ブルー・ヘヴン / ハヤカワ文庫HM  / C・J・ボックス著
=これも長年積読状態だった本です。殺人事件を目撃した子供を守る初老のカウボーイ。迫る悪の手。クリント・イーストウッドロバート・レッドフォードを思い浮かべて読みました。
 
弘兼流 やめる!生き方!/ 青春新書刊 / 弘兼憲史
=また魔が差し年代かなました。以上!現場から・・・・です。
 
老後レス社会 / 祥伝社新書刊 / 朝日新聞特別取材班著
=またまた魔が差しました。それでは・・・さよなら。さよなら。さよなら。
 
死の天使ギルティネ(上下)/ハヤカワ文庫HM/サンドローネ・ダツィエーリ著
=『パードレー』シリーズの2作目。こちらも積読解消です。2作目は、よりサイコ・スリラー感が増してます。舞台設定も大掛かりに。
 
NETFLIXコンテンツ帝国の野望/新潮社刊/ ジーナ・キーティング著
=これも2年くらいかな?積読状態でした。毎日お世話になっている(お世話している?)NETFLIXの成立過程を描くビジネス・ドキュメントです。映画好きにはVHS⇒DVD⇒配信という、メディアの移り変わりが実体験とシンクロしていて、アップルやフェイスブックのように映画化できる面白さ。ライバルだったのは倒産したブロックバスターっていうレンタルビデオ屋。90年代かな?アメリカ行ったら沢山ありましたよね。あ~古き良きVHSの時代よ。
 
 
以上です。好物のミステリーや冒険小説を中心に読書をしました。ビジネス書は、ダウンシフト後はすっかり読まなく無くなりました。どうなんでしょうか?読んだほうが良いのか?ビジネス書・・・???。ダウンシフト中の仕事が、初めて(ようやく)待機かリタイアかという状態になったので、第2Qは、もう少し読書量が増えるかもしれません? 映画を観たほうが良いかな? 車かスクーターで散歩もしたいな・・・という中での読書録でした。
(それでは・・・あいすみません)