実はわたしは・・・「あがり症」「緊張症」です:自己紹介
最初から隠さずに・・・「あがり症」です
わたしは「あがり症」「緊張症」です。ふだんのわたしを見ると、気が付かないかもしれません。ずっとこの症状に悩まされ、時には傷つき、けっこう苦労してきました。「えっ?嘘でしょ・・」って、普段の私を知る人が聞いたら最初は誰も信用しませんね。そうですね、普段の私は、ちょっとエラそうだったり、威張っていたり、してますから。でも弱い犬ほどキャンキャン吠えるっていうように、最初に威嚇して弱みを見せないようにしている、というのはあるかもしれません。
それに普段の生活は、まったく平気です。満員電車にも乗れますし、急に涙がでてきたりはしません。ミステリーや冒険小説好き、ブリティッシュ・ロック好き、映画大好き、サッカーや野球などのスポーツ観戦大好き、筋トレ研究中という人間です。
仕事も運よく好きな仕事で喰えています。自分のなじんでいる時間や空間、自分が好きなことをしている時、などはまったく症状は出ないのです。ですので、外から見ると、けっこう適当に上手くやっている人だと、見えている可能性が高いです。
どんな時がダメかというと
わたしの「あがり症」「緊張症」が出るシチュエーションは、自分でもわかっています。
1:会合でのあいさつや自己紹介
2:会議でのあいさつや自己紹介
3:パーティーや式典での祝辞
4:宴会でのあいさつや自己紹介
5:人前で歌を歌う
6:緊張する状況の食事(デート、接待)
等です。
これに加えて、
1:急な指名
2:強制
3:命令
等が加わると、わたしに対する拷問レベルがMAXになります。
さらに、
1:みんなが自分をじっと見てる
2:みんなが自分の話をじっと聴こうとしている
こうなったら、もう地獄の階段を下りていくしかありません。
「あがり症」「緊張症」ってどんな症状なの?
わたしの「あがり症」「緊張症」の症状はというと、
1:まず心臓がムチャクチャ早くなります。
=心拍数が極度に上がる
2:声がふるえてでなくなります。
=声がひっくりかえるとは、まさにこの事です。
3:頭の中が真っ白になる
=論理的な思考が、あせりからかまったくできません。
つまり、みんなの注目を集める中、何もできなくなる ということです。さらし者、状態です。
「あがり症」のせいで、
1:好きな女の子と、食事ができずにふられる
2:団体旅行が苦手で、社員旅行は全部病欠
3:カラオケで歌えないので、先輩社員に嫌われる
4:宴会の自己紹介ができず、場を白けさせる
5:お客様のいる会議で、自己紹介できず心配される
6:友人や後輩の結婚式の出席を、泣く泣く断る
7:PTAの役員会なんて、子供のためにやってあげたいけど出れません
もっとありますが、本当なら人生で楽しいはずの場面を、回避したり、失敗したりしてきました。
こういう風に並べると、大したことないと感じられる方もいるかもしれませんが、当の本人からするとこれらの失敗続きで、人間関係を中心とする人生の質が、とても下がっている感じがして、きついな、辛いな、と思うことがしょっちゅうなのです。
何で「あがる」のか?
普段はまったく平気で暮らせているわたしが、何でこの特定の状況になると「あがり症」「緊張症」になるのか?
簡単に説明しますね・・・・実はわたしには、まったくわかりません。何であがるのか?何で緊張するのか?これが、わたしの人生探求のテーマで、一番大きなものです。
1:どうして、「あがり症」「緊張症」になったのか?
2:何で、あの状況になると、あがるのか?
3:あがらない方法はあるのか?
4:治せるのか?
5:これは病気なのか?
などなど・・・20歳頃からずっと考えてきました。
わたしは自意識過剰で、人目を気にする恰好つけ!なのでしょうか。そうであれば、性格や考え方を治したいですが、わたしの「あがり症」「緊張症」は、そういうものでは無いようです。
ある特定のシチュエーションでこの症状が出ると、心臓=心がキュンとなるので、何となく、頭よりも心の問題かな?という気がするのですが、実は脳の働きかもしれませんので、解明できていません。何かよい書籍や大学の講座など、ありましたら教えてください。ただし、大量の薬の服用など、過度の医療には頼りたくないです。宗教活動も違うな、と思っていますので、許可なく勝手に「わたしの守護霊と話した」と言うことは、ご遠慮させて頂きます。
これからも「あがり症」と上手に付き合っていきます
わたしはこんな人間です。実生活では今まで、この「あがり症」「緊張症」を全力で隠してきています。たぶんこれからも、そうするでしょう。
1:症状が出そうな状況や予定を、いち早く察知する
2:その状況の分析
3:回避可能性の検討
4:対応準備
5:当日は血圧を下げる薬を服用し対処療法とする
6:ぶっちぎって逃走する
7:ご祝儀をはずんで回避する??
など対応をしていきたいと思います。
正直自分でも、つかれる時があります。外から見ると、一匹狼、近寄り難い、緊張感を漂わせる、誘いづらい、と感じさせていることもあるかもしれませんが、お許しください。
もしも「あがり症」「緊張症」でなければ、もっと深い人間関係を築けた方もいたかもしれません。残念ではありますが、これも含めてわたしの人生ですので、自分自身でしっかりと受け止めます。反省はしますが、自分を責めすぎることはこれからもせずに、日々知恵をしぼって対処していきます。
・・・こんな「あがり症」「緊張症」なのが、わたしです。ブログだから、自己紹介が大の苦手なわたしでも、その長きにわたる悩みをもって、自己紹介することができました。
最後に、わたしと同じ症状の方を見かける時があります。たぶんわたしが、この症状に関しては敏感なのだと思います。どうかカラオケや一芸の披露、自己紹介や挨拶、発表を急な依頼や命令、もしくは上司や先輩に強要されて苦労している方がいたら、うまく逃げ道を作って助けてあげてください。その方は心の中で、あなたのその気遣いを、とても感謝してくれると思います。
(それでは・・・あいすみません)